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旧家蔵出資料8

青銅製の鏡です。

左から「八稜鏡」「八花鏡」「菊散双鳥鏡」です。
「八稜鏡」は、中国唐代の銅鏡の様式の一つで、鏡の縁に八枚の花びらのように見える突起があるのが特徴です。平安時代には、唐の銅鏡を真似て国内でも作られました。中央には鳥や草花の文様を配する例が多いですが、本鏡は腐食が進行しているため文様は不明です。
「八花鏡」は、青銅鏡の縁に八枚の葵の花びらを装飾として施した鏡で、中国の唐代に盛んに作られました。中央には花や龍や鳥などの文様を配する例が多いですが、本鏡は腐食が進行しているため文様は不明です。
「菊散双鳥鏡」は純和鏡で、中央に菊の花と雀を配しています。

3点とも平安時代末から中世にかけての鏡と思われますが、来歴は不明です。これらの鏡は、経塚や墓に埋納されて発見される例が多く、本資料も腐食の状態から、伝世品ではなく不時の出土品と推測されます。