常設展示室/寺内古代寺院跡の部屋

発掘調査について
1991〜92年 寺内遺跡第1次発掘調査
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 検出遺構:平安時代住居跡68軒・掘立柱建物跡1棟・寺院区画溝
 特記事項:
寺内古代寺院跡の寺地区画溝を北辺で570m、西辺200m、東辺170mが確認され、寺院地面積約129,000uの広大な規模を有していた古代寺院であったことが判明。


1992年 寺内遺跡第1次範囲確認調査
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 検出遺構:平安時代基壇建物跡4棟・住居跡9軒
 特記事項:
平安時代の寺院跡で、金堂・講堂・中門・東塔跡と推定される基壇建物跡を確認。


1996年2月 寺内遺跡第2次範囲確認調査
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 検出遺構:道路跡・溝跡・ピット
 特記事項:寺内廃寺跡に続くと推定される、道路跡およびその側溝を確認。



1997年2月 中島遺跡第1次発掘調査
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 検出遺構:溝跡5条
 特記事項:前年度に確認された参道跡の西側の側溝と推定される溝と対になる東側の溝跡を確認。また、これとは別に東側の地点でも2条の溝跡を確認。参道の付け替えの可能性も推測されます。



1998年 中島遺跡第2次発掘調査
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 検出遺構:平安時代住居跡4軒、溝2条、中世堀・土塁・井戸・竪穴状遺構
 特記事項:住居跡より墨書土器1点出土。


2000年 天神遺跡第2次発掘調査
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 検出遺構:古墳時代(鬼高期)住居跡1軒・平安時代溝跡1条・暗渠3本(現代)
 特記事項:住居跡より炭化した桃核が出土。平安時代の溝跡は、本調査地点の北東に位置する、寺内古代寺院跡の南西を区画する溝の可能性が考えられる。


2001年2月 寺内遺跡第3次範囲確認調査
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 検出遺構:近世のものと推測される溝1条。時期不明のピット。

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