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❿五輪塔

 
五輪塔

五輪塔(ごりんとう)。
五輪塔の空風輪と地輪のみ残存し、火輪・水輪は失われている。空風輪は、近世のものを組み合わせたもの。

造立年:中世
高55㎝、幅45㎝
石質:安山岩。

五輪塔は、密教において創始された塔で、上から宝珠形の空輪、半球形の風輪、宝形造の火輪、球形の水輪、方形の地輪で構成されます。各輪の四方には、「発心門・修行門・菩提門・涅槃門」の四門の梵字を刻みます。四門の梵字は「キャ・カ・ラ・バ・ア」ですが、この四門の徳を表す仏は「ア・アー・アン・アク」の胎蔵界四仏であることから、この梵字を刻む例もあります。また、室町時代から近世にかけて、梵字の代わりに「空・風・火・水・地」の巻次を各輪に刻む例が多くなります。