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熊谷染関係年表

和暦 西暦 出来事
享保年間 1716～1735年 熊谷宿屋敷割図に、高城明神に「こんや吉兵衛」と記載あり。
天保年間 1830～1843年 熊谷に32軒程の紺屋・紅屋・紫屋、数件の型紙屋あり。
天保１２年 1841年 高城神社の青銅製の灯篭に紺屋業者５０軒程記載。
天保１８年 1847年 形元：井上元次郎、本町に居を構え、染色型紙の製作を始める。
明治初年 1868年 扇屋：高木鶴吉、熊谷に移住し染色業を始める。
明治９年 1876年 越後屋：近藤緋染め創業。
明治１３年 1880年 『熊谷諸職人取調帳』に、張物業、上絵師、染物職、縫箔職、形刻職、形付職などの記載あり。
明治１６年 1883年 上野ー熊谷間鉄道敷設。扇屋高木鶴吉、駅の敷地道路を寄附。
明治２２年 1889年 清水奥太郎、清水染工場を開く。
明治２３年 1890年 型治：横田治三郎、染色工場を開く。
明治３５年 1902年 『埼玉県営業便覧』に熊谷の染色業者は、染物12軒、絹緋染４軒、形付３軒と記載あり。
大正５年 1916年 高城神社の県社昇格紀念に、染物業者が鋳物の天水桶を寄進する。
駅通りを、寄付者高木鶴吉の屋号：扇屋にちなみ末広町と名付ける。
大正中期 1920年 宇野弥一朗、熊谷で絞り染めを始める。
大正９年 1920年 熊谷工業試験場設置。
昭和１３年 1938年 熊谷染色業組合解散、熊谷染色工業組合創立。
昭和２６年 1951年 熊谷捺染協同組合設立。
昭和２７年 1952年 岡村染工場、誘致工場として熊谷工場建設。
昭和３６年 1961年 熊谷捺染協同組合解散。
熊谷染作品展示会、第１回小紋秋冬向見本市開催。
昭和３７年 1962年 熊谷捺染振興協同組合設立。
昭和３９年 1964年 熊谷捺染技術研究会発足。
昭和４４年 1969年 熊谷染色組合設立。
昭和５３年 1973年 熊谷染（友禅）、埼玉県伝統的手工芸品の指定を受ける。
昭和５４年 1974年 熊谷染（小紋）、埼玉県伝統的手工芸品の指定を受ける。
昭和５７年 1982年 岸才治郎氏、熊谷市に型紙役13,000枚寄贈。
昭和６１年 1986年 熊谷市立図書館で、「熊谷の染と型紙展」開催。
昭和６２年 1987年 染谷工場、埼玉県伝統工芸モデル工場として知事指定を受ける。
平成２０年 2008年 熊谷市立熊谷図書館で、「型紙と図案展」開催。
平成21年～23年 2009年～2011年 熊谷市立熊谷図書館、岸家寄贈の型紙をデジタル化し、データベースを作成。
平成２７年 2015年 「熊谷市スポーツ・文化村　くまぴあ」内の「熊谷伝統産業伝承室」に、熊谷染の歴史と製造工程に触れる展示と、小紋や手描き友禅の染め付けの体験コーナーを開設する。
熊谷染型紙を「熊谷デジタルミュージアム」にて公開。