常設展示室/寺内古代寺院跡の部屋

天神遺跡第2次発掘調査
2000年4月

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(5)第1号住居跡炭化種子(桃核)出土状況
住居の床面から、炭化した桃の種が1個出土しました。
現在の品種改良された桃ではなく、種は丸く小型です。
2000年4月27日撮影
  (6)第1号住居跡遺物出土状態
床面直上に確認された、つぶれた甕。
2000年4月27日撮影
(7)第1号住居跡遺物出土状態
床面直上より出土した編物石と呼ばれる石器。俵などを編むのに使用された考えられています。
2000年4月27日撮影
  (8)第1号住居跡竈内
床面直上から、甕がつぶれた状態で出土しました。
2000年5月1日撮影
(9)第1号住居跡完掘状況
向かって右側が竈(かまど)。竈の奥の住居のコーナー部分に貯蔵穴と考えられる穴がある。柱は4本。壁の下に周溝がめぐる。
手前を斜めに横切る溝は、暗渠。
床面が黒いが、これは、当時の人が床面を掘りあげた土を使って、床面を貼った(作った)ため。
2000年5月8日 東より撮影
  (10)第1号溝セクション
土層の堆積席状況を見るためにベルトを残したもの。
両側から、ローム層混じりの土が流入し、最後に黒色土が上部中央に流入して溝が埋まった様子が確認できます。
平安時代の溝跡と推定される。
2000年5月2日 南より撮影
(11)第1号溝作業状況
左手前に横切るのが、暗渠施設。
2000年5月8日 北西より撮影
  (12)第1号溝溝底遺物出土状況
溝の底から、平安時代の須恵器(甕)片が出土。
2000年5月8日撮影

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