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県指定板碑

県指定有形文化財 考古資料「板石塔婆」

板石塔婆(表面) 板石塔婆(裏面)

 表面の主尊に、阿弥陀如来、脇侍に観音、勢至両菩薩を半浮き彫りにし、光背部に七化仏を配した所謂「善光寺式三尊板碑」で通称「ひら仏」と呼ばれています。
 裏面には、釈迦如来と文殊・普賢の両菩薩の種子が刻まれています。紀年銘は刻まれていませんが、鎌倉時代のものと判断されます。
 この板碑は、かつて妻沼小学校の敷地にありましたが、昭和30年12月、校舎増築のため現在地に移転しました。高さ178cm。幅59cm。
 昭和40年3月16日埼玉県指定有形文化財 考古資料に指定されています。

板石塔婆(表面拡大) 板石塔婆(裏面拡大)

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