星溪園の石造物

⑤ 十王供養塔

十王供養塔。
北面に「寛文二年十二月」「三界六道■■皆是成仏 ■衆生■■」と彫られています。
東面には、死後47日目に裁く五官王(普賢菩薩)が、生前に犯した人間の罪の重さを秤で量っている様子が刻まれています。五官王が裁く罪は、目・耳・花・舌・皮膚の五官で犯した罪です。
造立年:寛文2年(1662)
総高:69㎝、幅45㎝。
石材:安山岩

十王供養塔




北面


西面


南面

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十王とは、道教や仏教で、地獄において死者の罪状の審判を行う判官10尊の総称。泰広王、初江王、宋亭王、五官王、閻魔王、変成王、太山王、平等王、都市王、五導輪王の十神を指す。亡者は、初七日に泰広王の庁舎で裁判を受けるのに始まり、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日、百か日、一周忌、三回忌の十回まで次々に各王の庁舎で罪の軽重を判定され、次の世の処世を定められるといわれています。
生前に十王に対して供養を行った者は、死後十王の裁判を受けるとき、業報を軽くすることができると言われており、この思想が近世庶民の信仰を受けるに至ったと考えられています。


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