トウゲシバの写真
シダ植物門 PTERIDOPHYTA
小葉植物亜門 LEPIDOPHYTINA
無舌綱 Aglossopsida
ヒカゲノカズラ科 Lycopodiaceae
トウゲシバ 
 各地の林床に群生するスギの幼苗に似た小型の常緑草本。
 熊谷市内では稀。
 茎は地表で短く斜上して、直立する。
 葉は小さい披針形で、葉脈は1本。胞子嚢群は上部の葉腋に1個ずつつき、黄色に熱す。胞子は四面体型で、秋に熟す。胞子の他にも葉の基部に生じた不定芽で繁殖する。
 葉の大きさによってホソバトウゲシバ、ヒロハノトウゲシバ、オニトウゲシバの3型が分けられる。
 和名は峠柴で、生育場所と植物体の形を表す。

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