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成沢赤城神社の地蔵尊

市内成沢の赤城神社の東側に、正徳5(1715)年造立の地蔵が建っています。
この地蔵の立つ蓮華座の下の土台が縦に溝状に数条深く削られています。この跡は、近所の古老に話を聞くことができ、昔、村に疫病が蔓延した時、地蔵に平癒を祈りながら、石で削り、その粉を飲んだとのことです。
また、赤城神社の境内には、寛政5(1793)年造立の入定様の供養塔が建てられています。これは、昔、流行病があった時、ある僧が村人の病気を治すために自ら犠牲になって生き埋めになったのを供養したものと伝えられています。この僧を、地元では入定様と呼んでいます。
この二つの言い伝えは、18世紀に村を襲った流行病のことを伝えており、石造物は、医者の数も少なく薬も無い時代、神仏にすがったり、自分を犠牲にして村人を救おうとした僧の記憶を今に伝えています。

所在地 l熊谷市成沢346-2 赤城神社
種別 地蔵
造立年 正徳5(1715)年