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松尾大明神碑 |
碑表には「松尾大明神」と刻まれています。
松尾大明神は、京都の松尾大社を総本社とし、酒造りや醸造の神、開拓の神として信仰される大山咋神(おおやまくいのかみ)のことです。渡来氏族の秦氏の氏神として古くより崇敬され、全国の酒造家から「醸造祖神」として篤い信仰を集めていました。
碑裏には、吉田家13代宗孝による、吉田六左衛門家における醸酒の歴史が刻まれています。
「寛永年中初醸造酒、万治二乙亥立年酒蔵焼失、其明年庚子新造、元禄十丁丑請官府定酒造高五百石、天明八年戌申年再受官府之政定酒造本高九百石、従寛永中連綿醸来至于今茲天保十三壬寅年ト築改造就焉 天保十三壬寅七月 吉田宗孝誌」
大意は「寛永年間に酒の醸造を始めたが、万治2(1659)年に酒蔵が焼失。翌年に酒蔵を新造し、幕府から元禄10(1697)年に酒造米高500石、天明8(1788)年には900石を許された」です。
吉田六左衛門家が、酒の神を信仰し、寛永年間から酒造を続けてきたことを示す石碑です。
| 所在地 |
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四方寺蓮華寺境内 |
| 種別 |
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松尾大明神 |
| 造立年 |
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天保13年(1842) |
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