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宇賀神 |
市内俵瀬の伊奈利社の宇賀神を紹介します。
斜めに倒れていますが、蛇がとぐろを巻き、人頭がその上に載る、安山岩製の石造物です。造立年は刻まれていませんが、黒色安山岩製であることから、浅間山噴火の天明期以降のものと推測されます。
宇賀神とは、日本に古くから伝わる福の神で、特に財運や知恵、食物を司るとされています。一般的に人頭蛇身の姿で表され、弁財天と習合して「宇賀弁財天」と呼ばれることもあります。
この伊奈利社は、旧俵瀬村の鎮守で、創建は、別当の成就院の創建(慶安四年:1651)と前後して行われたものと推測されています。江戸時代には「稲荷社」と称し、明治初期に「伊奈利社」と改め、明治41年合祀政策により神明社・厳島神社を合祀し、大正2年には利根川堤防工事に伴い、厳島神社の旧社地に遷座したと伝わっています。
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