常設展示室/文化財の部屋

板碑



旧熊谷市域で一番古い年号を持つ板碑


所在地:中奈良国性寺
寸法:高さ190p、幅67p、厚さ9.0p
銘文:

※キリークは、阿弥陀如来の種子

 旧熊谷市域では、一番古い建長元年(1249)の年号を持つ板碑です。キリーク(阿弥陀如来の種子)が蓮台なしに彫られ、古い形式をよく表しています。
熊谷市域にある板碑の特徴として、特に江南地域や市の北部地域を中心に、初発期板碑とよばれる、鎌倉時代中ごろまでに建立された古い板碑が多いことが挙げられます。
昭和44年に熊谷市指定文化財となりました。


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