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国登録有形文化財 建造物
旧長島家住宅表門(きゅうながしまけじゅうたくおもてもん)
所在地 小八林1022
所有者(管理者) 公益財団法人長島記念財団
構造・形式 木造瓦葺、間口2.771m
年代 江戸時代後期
登録基準 「一 国土の歴史的景観に寄与しているもの」
旧長島家住宅薬医門は、旧長島家住宅の表門であり、その特有の構造と地元の人々の伝承から「薬医門」として愛着を持たれている建造物である。総欅造の確固とした構造が、全体の建築の雰囲気に良い影響を与え、歴史的建造物の門としての価値を有している。歴代の長島家の当主が薬医門を潜り抜け、政財界の要人を迎えたことを思慮に入れる時、郷土文化を代表する門の建造物として評価される意義を再認識するところである。シンプルな構造でありながら建築的な要素を多分に有し、長島家の歴史においても大きな意味を持つ旧長島家住宅薬医門の価値は高いと考えられる。このような点からも、国土の歴史的景観に寄与しているものとして評価される。
答申年月日 令和5年11月24日
登録年月日 令和6年3月6日