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吉田六三郎(六左衛門)(よしだろくさぶろう)(1830-1881)

旧家。奈良村大字四方寺(現熊谷市)に生まれる。幼名久弥。文人墨客と交友することが多く、寺島宗則、五代友厚、寺門静軒等の志士を寓する。邸内に私塾を設け、子弟を教育した。慶応2年フランス博覧会に幕府使節の御用達を命じられ、代人数名を渡航させた。慶応3年江戸に洋書店を開き、外国文教を輸入した。また、地租改正の際、建白を認められ、改正局七等出仕を拝命している。明治14年52歳で没す。

参考文献

  • 『熊谷人物事典』日下部一郎 1982年