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金子霞邨(かねこかそん)(1839-1942)

画家。市内中奈良に生まれる。本名林作。9歳頃より岩田霞岳について絵を学ぶ。花鳥画や人物画を得意とし、屏風絵や襖絵をよく描き、近隣の寺社等の天井画や絵馬も描く。
市内佐谷田の永福寺に絵馬「神功皇后と竹内宿禰」(明治39年)、「善光寺参詣」(大正2年)、「東照宮参詣」(大正3年)、「武者」(明治30年)、「不動三尊拝み」(明治36年)、「祐天上人御利生の図」(明治39年)、佐谷田神社に「神楽」(明治25年)、「善光寺参詣」(大正2年)、柿沼の雀神社に「子供の水死事故」(明治26年)、「囲碁」(明治25年)、玉井の玉井神社に「伊勢参詣」(明治28年)、「参詣・人力車」(明治23年)、上奈良の豊布都神社に「拝み・男3人」(大正10年)、中奈良の奈良神社に「伊勢参詣」(明治13年)、「日清戦争」(明治28年)、原島の八坂神社に「消防」(明治29年)が奉納されている。

参考文献

  • 『熊谷の絵馬』立正大学北埼玉地域研究センター 1992年