イベント・テーマ名 テーマ展-西城切通遺跡(にしじょうきりとおしいせき)(妻沼地域)-
「熊谷の土偶」
実施日 平成22年7月20日(火)~平成22年10月1日(金)(土・日曜日、祝日除く)



土偶(頭部欠損)
縄文時代後晩期・西城切通遺跡


(にしじょうきりとおしいせき)
西城切通遺跡
(縄文時代後期~晩期-約4400~3200以前)
 熊谷市妻沼地区は妻沼低地と呼ばれる平坦な地形が広がるなか、かつての河川流路は幾重にも蛇行し、自然堤防との微妙な高低差を造り出しています。この微高地は、縄文時代の後期ころより人々の生活の場となっていたようです。
 西城切通遺跡は福川の造った微高地で、市域では数少ない縄文時代後期~晩期の遺跡です。旧妻沼町時代に土地改良に際し発掘調査が行われ、多くの土偶や耳飾などが発見され注目されました。「土偶」や「勾玉」・「耳飾」などの「祭祀具」や「装飾品」は希少な資料です。

土偶
縄文時代後晩期
西城切通遺跡
土偶
縄文時代後期
葛和田出土
土製円盤
-土器片を再利用した円盤-
縄文時代後晩期
西城切通遺跡



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