重文平山家住宅屋根葺替日記(5/6ページ)

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屋根の妻面にガギを使って茅を押し込んでいる写真
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29 2002年2月22日
妻面のガギ突き。
妻面にも専用の足場を組んで、ガギで茅を整えます。
上面から茅を刈り込んでいる写真
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30 2002年2月22日
茅刈り込み。
葺く時とは逆に、今度は上から茅を刈り込んでいきます。
妻面の茅を刈る屋根屋の棟梁の写真
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31 2002年2月22日
妻面の刈り込み。
妻面や南面と東面の屋根が接する部分などの屋根の微妙な曲線部は、刈り込みが難しく、屋根屋さんの腕の見せ所です。
刈り込み作業の進む南面の屋根の写真
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32 2002年2月22日
茅刈り込み。
上から順に刈り込みを行い、足場の丸太棒も順に取り外していきます。
刈り込みようの大きな鋏を研ぐ屋根屋の棟梁の写真
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33  2002年2月22日
鋏研ぎ。
大きな鋏は、新潟で作ってもらった特注品だそうです。価格はだいたい5万円位しますが、なんと1年位で使えなくなってしまうとの事でした。
北面の土壁に杉皮を貼っている作業写真
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34 2002年3月1日
壁面杉皮貼り。
北側壁面の雨落ちの水が跳ね返る部分に、杉皮を3重に貼り、壁面を保護します。
修理の完了した北側壁面の写真
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35  2002年3月18日
修理の完了した北側壁面。
当初の土壁とは趣が少し違いますが、杉皮貼りの壁も特に違和感無く、茅葺の屋根に馴染んでいます。
 床下の換気のため、換気口も設けました。

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