ワラビの写真
シダ植物門 PTERIDOPHYTA
 シダ類亜門 
  シダ綱 Pteropsida
   コバノイシカグマ科 Dennstaedtiaceae
ワラビ
 夏緑性のシダ。多くのシダは直射日光を避けて、木陰の空中湿度の高い場所を好むのに対して、ワラビは日の当たる乾燥気味の場所を好む。熊谷市内では普通。
 胞子だけでなく、地下茎を長く伸ばし、多数枝分かれして旺盛に繁殖する。100uの面積にあるワラビが2〜3株であることが知られている。
 古くから春の主要な山菜として食用にされ、現在は栽培もされている。胞子は四面体型で、晩夏〜秋に熟す。
 和名は蕨で、中国語の“蕨類植物’’はシダ植物のことである。  

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