スギナの写真
シダ植物門 PTERIDOPHYTA
有節植物亜門 SPHENOPHYTINA
トクサ科 Equisetaceae
スギナ 
 山野や畑、道端など至る所に普通の夏緑件の草本で、胞子以外にも地下約20cmを長く這う地下茎で繁殖する。
 熊谷市内ではごく普通。
 光合成を行う栄養茎(スギナ)と、胞子を生じる胞子茎(つくし)の2種類の茎があり、胞子茎は栄養茎に先立って早春に伸び出す。つくしは食用になる。栄養茎の節には小枝が輪状につく。
 葉はいわゆる‘はかま’の部分である。胞子は葉緑体を含む球状で大型の四面体型で2本の弾糸があり、早春に熱す。
 民間では利尿や止血に用いられる。
 和名は杉菜で栄養茎の形をスギに見立てたもの。

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