シダ植物門 PTERIDOPHYTA
シダ類亜門
シダ綱 Pteropsida
ハナヤスリ科
オオハナワラビ
暖帯〜温帯下部の林下に生える冬緑性の多年草。熊谷市内ではややまれ。
栄養葉と胞子葉の2形があり、1年に各1枚ずつ出し、胞子葉は栄養葉の葉柄の中部付近から分かれ、晩夏以降に出る。秋に胞子が熟すと、胞子葉は黄色くなり、花が咲いたようである。栄養葉はやや厚め。胞子は白黄色で大型の四面体型で秋に熟す。
和名は大花蕨で、フユノハナワラビよりも大型のため。