種子植物門　SPERMATOPHYTA 　被子植物亜門　ANGIOSPERMAE 　双子葉植物綱　Dicotyledoneae 　離弁花亜綱　Choripetalae 　　ブナ科　Fagaceae クリ

山地に生える落葉高木で、葉は細長く、縁には鋭い鋸歯がある。表面にはわずかな光沢があり、中脈上には星状毛を散生し、裏面脈上には軟毛がある。裏面には腺点がある。 　花期は6〜7月。果実は針状の刺がある、いわゆる毯（いが）で、熱すと裂ける。食用にするのは種子である。食用やシイタケのほだ木として広く植えられる。 　日本では縄文時代には既に栽培されていたことが、青森県の三内丸山遺跡などから知られている。 　和名は栗。