ヘビノネゴザの写真
シダ植物門 PTERIDOPHYTA
 シダ類亜門 
  シダ綱 Pteropsida
   イワデンダ科 Woodsiaceae
ヘビノネゴザ   
 北海道から九州本土まで分布し、北方など多く、山地林下から人里まで普通に生える夏緑性のシダ。熊谷市内では普通。葉柄の基部はへら状になり、淡褐色で中心部が褐〜黒色の鱗片がやや密生し、葉柄上部には小さい鱗片がまばらにある。包膜は楕円〜長楕円形のものが多く、鉤形に曲がるものが混じる。胞子は二面体型で、夏〜秋に熟す。和名は蛇の寝御座。鉱山の跡地など他の植物が生えなれない場所にも繁茂するので、金山羊歯、金気羊歯とも呼ばれ、古くは鉱物を探す目当てにされた。

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