市指定文化財史跡「一里塚」について教えてください

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 慶長9年(1604)、幕府は江戸日本橋を起点に、主要街道沿いに一里塚を築いて旅の道標としました。その一里塚が市内新島の旧中仙道東側に残されています。塚の上には、樹齢300年以上のケヤキの大木が生い茂っていましたが、平成22年9月の夕刻に発生した強い風を伴う雷雨により、一里塚のケヤキの枝が折れ、樹木の約半分が失われてしまいました。かつて元気であった頃のケヤキを懐かしく思い起こし、新たな息吹を待ちながら、一里塚を後世へと伝えていきましょう。