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熊谷市指定有形民俗文化財
「九品仏」
常夜灯の写真
所在地 西別府2044
所有者(管理者) 安楽寺
 釈迦、阿弥陀、薬師の三尊に続き、当地の城主、別府行隆が、さらに阿弥陀6体を加え、あわせて九品仏にしたといわれています。現在の九品仏は、その銘から、江戸中期の作と見られています。
 九品仏は、上品、中品、下品、さらに上生、中生、下生が組み合わさり、九種の違った印相(手や指の組み方)をしています。安楽寺の九品仏には、このうち中品上生、下品中生、中品下生、下品下生の4種はありません。地元別府では、「安楽の九品仏なる南無阿弥陀仏」といった巡礼歌が古くから歌われています。
指定年月日 昭和54年11月3日