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所在地 押切1076
所有者(管理者) 押切区
全高96cm 全幅38cm 波頭・輪宝等に赤彩
銘 文 享保十二 丁未 二月吉日
武州□□□押切村
同行六人
この像は、波頭に弁財天が出現する様相を示しており、翻波する波頭に呼応して乱れる瑞雲に、整然と座す姿勢を表している。八手にはそれぞれ、左手第一手から宝珠、輪宝、弓、財宝を表す蔵の鉤、右手第一手から宝剣、三叉戟、宝棒、縄を持つ。また、頭上には鳥居や蛇神(宇賀御霊神)を刻み、その上に日輪、月輪を配しており、日・月の持つ恩恵を得て、五穀豊穣を願う村人の願いが込められているものと推測される。
指定年月日 平成9年1月20日 |
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