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熊谷市指定有形文化財 書跡
「妻沼八景詩画幅」
妻沼八景詩画幅の写真
所在地 妻沼1511
所有者(管理者) 歓喜院
時代:江戸
画家徳永豊洲が描いた江戸時代末期の妻沼八景の墨絵に、寺門静軒が「妻沼八勝」と題した、当時の妻沼の四季に応じた風景を、七言絶句の八詩を讃として書き添えたものです。水墨の風景と七言絶句の八詩が見事に調和した素晴らしい作品です。
【妻沼八景詩】
歓喜晩鐘(かんぎばんしょう)
残月西沈天欲明 鯨鐘忽吼梵王城 此聲不竜醒煩悩 更向田家促暁耕
瑞林皎雪(ずいりんこうせつ)
一夜風雲凝不開 天風捲雪梢寒催 瑞林寺有豊年瑞 玉瓊黄金平布来
池上驟雨(いけのうえしゅうう)
猛風一陣飜池水 聚雨傾盆顧眄問 雷皷頻轟雲未散 夕陽巳明遠方峰
利根晴帆(とねせいはん)
利川水漲高於岸 雨後晴風欺客衿 幾箇前船敷未盡 浮船亦出白帆々
女躰斜陽(にょたいしゃよう)
叢祠秋色冷荒檀 楓樹繞丘霜葉舟 祠典如今?人間 夕陽眞非薔園看
下田霜雁(しもだそうがん)
稲及刈時天恰晴 秋深邨落大忙生 昨夜田疇霜夜布 雁聲方和?衣聲
大塚朗月(おおつかろうげつ)
利根灌々接碧筌 月光注時塚神叢 依稀憶起石山寺 玉鏡輾弁湖水東
玉洞翠嵐(ぎょくどうすいらん)
雲堂無復白白参 僧聲暁来酌尚酣 玉洞院中春花晩 柳楊多處抹青嵐
指定年月日 昭和37年8月30日