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熊谷市指定有形文化財 建造物
「甲山神社本殿」
八幡様の写真
所在地 冑山
所有者(管理者) 冑山神社
 宝暦2年(1752)創建。
 建物は一間社流造、正面千鳥破風・向拝唐破風付銅板葺屋根で、壁・軒廻り・腰組中心に彫刻を埋め尽くし、構造部材にも地紋彫を施す近世社寺建築。建立年代を記す墨書などは未だ発見されていないが、平成6 年(1994 年)に実施された保存修理の折、彫刻裏面に「宝暦二 申壬稔 仲春下旬 當社彫物一宗彩色 之」の記述と「武州江戸絵師 益田長三郎 吉墺 印」と記される墨書が見つかっている。
 これにより、宝暦2 年(1752 年)2 月下旬に、江戸絵師である益田長三郎の手により社殿塗装工事が成されたことが判り、装飾建築成熟の江戸時代中期には建物が現存したことを裏付けている。
指定年月日 昭和54年5月14日