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北條察明(ほうじょうさつめい)(1849-1966)


大龍寺不動堂北條察明筆塚碑

僧、教育者。上州館林藩士の家に周一として生まれ、市内葛和田の大龍寺に預けられ得度し、察明と改名。年少より学を好み、師の北條察源について学を修め、儒医の田村盧庵について漢籍を学ぶ。明治7年葛和田学校開校と同時に四級訓導に補され教鞭をとる。明治12年師の北條察源が没したため「行餘書院」を継承して子弟の教育にあたる。門弟総数は数百人に及ぶ。明治40年1月17日58歳で没す。
師の徳を慕い、門弟190有余の者が、大龍寺不動堂塚上に筆塚の碑を建立している。

参考文献

  • 『妻沼町誌』妻沼町 1977年